サイクルロードレースを観戦していると、同じ国の選手はなんだかんだと考え方や走り方が似ていると感じます。

イタリア人選手なら上手いこと美味しいところを持っていくタイプの選手が多いですし、スペイン系の選手はチームオーダー無視してるんじゃないかと思うほど自由気ままに走ったりしています。

ベルギーの選手なんかは何はともあれとりあえずパワーでごり押すタイプが多いですよね、これはシクロクロスの国だからというのもあるでしょう。

こんな風に、選手にはある程度お国柄というものがあるのですが、実は自転車そのものにもお国柄というものが出る事があります。

目次

 

今回ご紹介するLOOKはフランスのバイクメーカー。

フランスには、おなじみのツール・ド・フランス、ブルベの最高峰と言われるパリ・ブレスト・パリ、そして北の女王ことパリ~ルーベと、

長距離かつハードなレース文化があります。

そのため、フランスの自転車は長距離を楽に走ることに重点が置かれる傾向があり、どのメーカーもロングライドを重視した設計が行われています。

 

 

 

低めの重心と楽なポジションでロングライドの疲労を抑える設計

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LOOKのフレームを見たとき、まず目をひかれるのがその独特なフレーム形状です。

サイドから見ると、トップチューブとシートステーは異常に細く見えますし、ダウンチューブとチェーンステーは逆にかなりの太さとなっています。

特に675ともなると、ステム周りの形状が従来の自転車とは一線を画した形状となっており、トップチューブからそのままステーが生えています。

このため、多少セッティングの幅が縮まってしまうのですが、かっこいいので問題はありません。(実際にメーカーがスタイリッシュさ重視でデザインしている)

 

こんな説明をしてしまうと、ピーキーな自転車が多いのかなと思うかもしれませんが、実はLOOKのフレームの特性は超優等生だったりします。

下がり気味のBB位置によって重心をさげることで高い安定性を確保、さらに独特なフレーム形状によって乗り心地と走行性能も両立されているのです。

そのため、荒れた路面やコーナーの多いコースでもストレスを感じることなく、誰でも楽に長距離を走れるバイクとなっています。

 

 

LOOKフレームの特徴は?

ロードバイクと一口に言っても、大抵は使用する目的に合わせた設計が行われているため、ロングライドにあまり向かないものや、

平坦スプリントがちょっと苦手なフレームもあります。

そのため、ロードバイクを購入する際には自分の使い方にあったものを選ばなければいけません。

 

もちろん、多少向いていないぐらいなら乗り手の性能でいくらでも対応できるのですが、ギリギリの状態での勝負となると、

どうしてもフレームの特性を無視するのは難しくなってしまいます。

 

このように、各メーカーが用途をある程度絞ったフレーム設計を行っている中、

LOOKでは、どんな利用用途にもオールマイティに対応できるフレーム設計が行われています。

ロングライドでは、路面状態を十分にライダーに伝えつつ、余計な振動はカットされますし、

登りやスプリントのような力のかかる場面ではリアのしなりを利用してグイグイ加速することが出来ます。

 

ロングライド主体でたまにレースをしたいという方、登りもエンデューロも両方戦えるバイクが欲しい方にとってLOOKはぴったりのメーカーです。

デザイン面でも他社にはない独自のシルエットとなっているので、所有する楽しみがあるというのもポイントです。

 

ただ、乗り心地が良いとはいえ、上位モデルともなるとそれなりにフレームの剛性が高くなっているため、

慣れていないと堅くて疲れるという印象を受けるかもしれません。

初心者の方はロングライドをやや重視した765を選んだり、柔らかめのホイールを付けるとちょうど良く感じると思います。

 

 

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