ロードバイクのフレームには、カーボンやアルミ、チタンなどが使われていますが、二昔前ぐらいは鉄(クロモリ)が主流でした。

現在でもフレームビルダーにオーダーすると大抵はクロモリフレームになりますし、独特な乗り心地で今なお根強い人気となっています。

 

そんなクロモリフレームを作り続けているメーカー、それがチネリです。

今回はそんなチネリのクロモリフレームと、アルミ、カーボンなどのその他のフレームの特徴についてご紹介します。

 

目次

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チネリってどんなメーカー?

チネリはイタリアの老舗メーカーで、1948年に元自転車選手のチーノ・チネリが創業しました。

現在はプロチームのスポンサーをしていないので少し知名度が陰り気味ですが、一昔前にはデローザ、コルナゴと並ぶイタリア三大メーカーの一角として高い人気を誇っていたメーカーです。

 

ちなみにですが、ロードバイクのフレーム形状の大元のデザインを作ったのもチネリだったりします。

現在も販売が続けられているチネリのクロモリフレーム、スーパーコルサは、現在のロードバイク用フレーム全ての源流とも言える名フレーム。

昔ながらのクロモリフレームを手に入れたいならチネリを選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

チネリのフレームの特徴は?

どうしてもスーパーコルサの印象が強く、クロモリフレームのイメージが強いチネリですが、カーボンバイクやアルミバイクでも高い評価を得ているメーカーです。

チネリのフレームはグループ企業であるチューブメーカーのコロンバス社製のチューブを利用して作られており、下位グレードのアルミフレームでもコロンバスエアプレーンが使われているというこだわりっぷり。

アルミフレームモデルのおすすめは中級グレードのEXPERIENCE。

10万円以内で購入できるアルミフレームとしては高い性能をもったフレームで、アルミフレームの良さが存分に楽しめます。

ただ、良くも悪くもアルミフレームの特徴が思いっきり前面に出ているフレームですので、加速やこぎ出しが軽い反面、どうしても少し振動吸収性に劣るのが難点です。

ロードバイクらしい爽快な加速を楽しみたいなら是非乗って欲しいフレームですが、ロングライドやのんびり走りたいという方にはちょっと厳しいかもしれません。

完成車でもシマノのクラリスから105までの幅広いラインナップが用意されているので、はじめてロードバイクを購入されるという方、キレの良いセカンドバイクが欲しいという方におすすめです。

チネリのカーボンバイクが気になるという方にはSUPER STARはいかがでしょうか?

こちらの製品はチネリのカーボンフレームの中上級者向けモデル。

乗り味は一昔前の柔らかいカーボンバイクといった感じで、長時間乗っていても疲れにくくなっています。

ただ、こちらは先ほどのEXPERIENCEと違い、乗り心地を重視した作りとなっているため、どうしても加速がもっさり気味。

加減速が多いレースだと加速性能の悪さが気になってしょうが無いので、ブルベのような距離を走る競技や、ロングライドに使うと良いでしょう。

最後はやっぱりクロモリフレーム、発売当初からほとんどその姿を変えていないスーパーコルサです。

元々レース用バイクとして設計されたフレームですので、乗り味は意外と軽快。

アルミともカーボンとも違う独特の漕ぎ心地で、まるで硬質なバネでできているような感覚を味わえます。

スペック的には現在でも十分アマチュアレースで戦力になるレベルですので、クラシックなバイクが欲しいという方におすすめです。

 

 

スーパーコルサの性能ってどんな感じ?

個人的にはチネリのバイクを買うならアルミやカーボンよりスーパーコルサを買った方が良いと思っているぐらいなのですが、実際にはどんな感じの性能なのでしょうか?

 

まず、重量から見てみましょう。

重量はサイズでちょっと変化しますが、メーカーカタログでは1830gとなっています。

現行のカーボンフレームと比べると1kgほど重いので、パーツの組み合わせ次第では少々重めのバイクになるでしょう。

自宅がアパートの2階だったりして自転車を担いで階段を登る必要がある方はロングライド後がちょっと辛いかもしれません。

ただ、重いのは重量だけで、実際に乗ってみると驚くほど軽快に加速し、そのまま高速巡航に入れます。

 

乗り心地についてはクロモリフレーム独特の鉄っぽさを感じます。

鉄っぽさってなんじゃらほいと言われそうなのでちょっと詳しく説明しますが、路面状態は体に伝えつつ、余計な振動はカットするといった乗り心地です。

剛性についてはアルミほどガチガチではありませんが、十分高い部類なので、多少ラフに踏んでも気持ちよく加速でき、登りでトルクをかけても歪むような感覚はあまりありません。

総合的には重量以外はレース用の1本40万円ぐらいのカーボンフレームと似ていると思います。

 

見た目はシンプルなこれぞクロモリフレームといったデザインですので、多少インストールするパーツ選びに難儀するかもしれません。

シマノのコンポーネントのようなちょっとSFチックなデザインだと少し違和感を覚えるでしょう。

性能的には問題ありませんし、入手もしやすいのでシマノのパーツを付けても良いのですが、ここはやはりカンパニョーロのコンポーネントで揃えたいところ。

アテナなら見た目もややクラシック寄りなのでおすすめです。

 

ちなみに、ホイールについてはカーボンホイールでも意外とデザインがマッチします。

個人的にはこの手のフレームだとローハイトの金属リムに丸スポークを多めに使ったホイールを使いたいところですが、性能重視ならカーボンホイールを履かせても良いでしょう。

 

一応の注意点ですが、デザインそのものが古いので、フレームサイズで剛性が変わります。

小さいサイズだと硬く、大きいサイズだと柔らかめになるので、体格的によってはちょっと合わないと思うかも知れません。

また、ブレーキ周りのコントロールについても現行のフレームに比べるとちょっとコントロールしにくいので、下りだとちょっと慣れが必要です。

 

 

クラシックな見た目からは想像できない走行性能が魅力

試乗会や自分の手持ちバイク、友人のバイクなど色々なメーカーのさまざまな素材のフレームに乗っていますが、スーパーコルサの乗り心地や走行性能は他社のレース向けカーボンモデルと良い勝負だと感じました。

実は私が初めて所有したロードバイクが親戚から貰ったスーパーコルサだったりするので、少し思い出補正も入っているかも知れません(笑)

それを差し引いても十分価格に見合ったフレームですので、ずっと楽しめるフレームを探しているならチネリのスーパーコルサを試してみてはいかがでしょうか。

クロモリフレームはカーボンやアルミと違い、きちんとメンテナンスすることでずっと乗り続けることができます。

 

価格は下手なカーボンより高い27万円と、ちょっと躊躇してしまう価格ではありますが、10年は軽く乗り続けられるフレームですので、一生ものの自転車として1台いかがでしょうか?

 

 

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