自転車用パーツを通販する際に不安なのが組み替えの手間です。

部品の交換には専用の工具が必要なことが多いうえ、簡単に入手できる6角レンチで取り外しができる箇所でも、締め付けトルクを適切に管理していなければ、フレームの破損やパーツの脱落などのトラブルの原因になってしまいます。

 

ロードバイク用のホイールの場合、レース中などに簡単に交換できるよう誰でも取り外しができるように作られているため、通販で購入したものでも比較的簡単に交換できます。

しかし、一見簡単に交換できるように思えても、安い通販でホイールを交換すると思わぬ落とし穴にハマってしまうかも知れません。

何故ホイールを激安通販で購入するのがおすすめできないのか、その理由を説明します。

 

目次

 

ロードバイク用のホイールは調整が必須

まず、ロードバイク用ホイールの構造についてです。

ロードバイクに限らず、自転車用ホイールの大半はスポークでハブとリムを接続して作られています。

そのため、購入時にはスポークのテンションが狂っていることが多く、左右のバランスが崩れていたり、酷いときには楕円形に歪んでいることもあります。

 

この狂ったバランスを修正するためには、振れ取り台とニップル回しという工具を使うのですが、数十本のスポークのテンションの兼ね合いを考えながら調整する必要があるため、初心者ではよほど気をつけていても完璧にゆがみを取ることは難しいのです。

また、リムとスポークを固定しているニップルというネジは、緩ませる方向に回すとテンションが一気に狂ってしまうため、全てのニップルを締めながら調整しなければいけないのも初心者には難しいポイントと言えます。

 

お店や実店舗があるショップの通販の場合、あらかじめこの振れ取りを行っている場合が多く、到着したらすぐに取り付けができるのですが、安い通販の場合はメーカーから届いた状態でそのままこちらに届くため、振れ取りが必須なのです。

もし振れ取りをせずにホイールを使ってしまうと、バランスの崩れによる転がり抵抗及び振動の増加が発生するだけでは無く、ホイールにかかる負荷がきれいに分散されず、テンションがかかりすぎているスポークが走行中にへし折れてしまうこともあります。

1本程度なら走行中に折れても大事故になる可能性は少ないのですが、何本も折れてしまった場合は事故の原因になったり、運が良くても走行不能になってしまうでしょう。

 

こういった事故やトラブルを防ぐためにも、ロードバイクのホイールを購入した際にはまず調整が必要です。

 

 

タイヤの種類にも注意しよう

もうひとつ注意しなければいけないのが、ホイールに取り付けられるタイヤの種類についてです。

ロードバイク用のタイヤには、チューブを使うクリンチャー、チューブが無いチューブレス、タイヤを貼り付けて使うチューブラーの3種類があります。

このうち、チューブレスに関しては大抵商品名にチューブレスと記載されていることが多いのですが、チューブラーについては表記されていないこともあり、実際に製品の型番を調べないとどのタイヤを使っているかわからないなんてこともあるのです。

特にカーボンホイールの場合はクリンチャーとチューブラーが入り交じっているため、通販でホイールを購入する際にはどのようなタイヤを使うホイールかあらかじめよく調べておく必要があります。

 

また、もしチューブラーホイールを購入する場合は、クリンチャーやチューブレスと違い、専用の接着剤や両面テープを用いてタイヤを貼り付けなければいけません。

チューブラータイヤの貼り付けは、慣れていないとタイヤが歪んでしまったり、きちんと貼り付けられない可能性があり、もし固定が甘ければ走行中にコーナーでタイヤが剥がれてしまうこともあります。

 

高級ホイールを購入する際には、多少割高にはなりますが、専門店で購入し、タイヤの取り付けも依頼した方が良いでしょう。

 

 

通販で購入したホイールを実店舗で調整してもらうとどれぐらい工賃がかかる?

お店によっては、持ち込みのホイールでも振れ取りやタイヤの取り付けを行ってくれる場合もあります。

このような作業を依頼した場合、どれぐらいの工賃で作業を行ってくれるのでしょうか?

 

大手のショップの場合、振れ取りは5分で800円となっています。

もし通販で購入したホイールの場合、全く調整していないならプロでも調整には10~20分程度かかりますので、ざっと計算して2~3千円はかかる計算です。

タイヤの取り付けについては、クリンチャーなら1,000円ちょっと、チューブラーの場合は手間がかかるので3,000円ちょっとかかります。

両方同時にお願いした場合、安くても3千円程度、高いと5千円ぐらい必要になるでしょう。

 

安い通販でホイールを購入した場合、実店舗に比べると安いホイールなら大体3~4千円、高級ホイールなら1万円程度安いことが多いのですが、ショップに持ち込んで取り付けと調整をお願いした場合、トータルの費用はあまり変わりません。

実店舗でホイールを購入すると、購入時の取り付け工賃についてはサービスになっていることが多く、もし使用中にホイールに振れが生じても、自店舗で購入してくれた商品なら無料で調整を行ってくれる場合がほとんどです。

 

通販は購入価格自体は安いのですが、このようなアフターケアの面で実店舗に比べて大きく劣ります。

自分で調整やタイヤの交換ができて、後々のメンテナンスも自分でできるというならメリットはありますが、工具を自分で揃えたり、メンテナンスをお店に依頼する場合は通販の方が割高になってしまうかも知れません。

後々のことを考えるなら、ホイールも実店舗か、実店舗があるお店の通販で購入した方が安心と言えるでしょう。

 

 

ホイールのメンテナンス用工具を自分で揃えるとどれぐらいかかる?

 

自分でホイールのメンテナンスをしたい場合、工具を揃えるにはどれぐらいの費用がかかるのでしょうか?

まず、振れ取り台が大体1万円、ニップル回しが約500円(ニップルの形状に合わせて用意する必要あり)で購入できます。

振れ取りに関しては、購入時にきちんと調整されていれば、自転車を裏返してホイールを回せばある程度振れを見ることが出来るので、そこまで必須というわけではありません。

 

次に必要なのが、ハブのメンテナンス用工具です。

これはメーカーによって多少違い、六角レンチがあれば分解できるものと、専用工具が必要なものとがあります。

専用工具が必要だった場合、大体2千円もあれば購入できるでしょう。

 

見ての通り、工具自体はそこまで高いものではありません。

しかし、ホイールはライダーの力を地面に伝えつつ、地面からの衝撃を受ける部分ですので、適当に調整してしまうと事故の原因となってしまいます。

また、スポークテンションの調整については、締め付けすぎるとスポークが破断したり、リムがもげたりすることもあります。

もしスポークが折れてしまった場合は、新しいスポークを取り寄せるまでホイールが使えなくなってしまいますし、交換するためには他のスポークを取り外すひつようもあるため、個人で治すとなると大変です。

ホイールは基本的にそこまで頻繁にメンテナンスを必要とするパーツではありませんので、安心を求めるなら店にメンテナンスを依頼した方が良いでしょう。

 

 

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