先日のステージでは、序盤に大きな落車が起こり、クイックステップのスプリンター、マルセル・キッテルも巻き込まれ、結局途中でリタイヤしてしまいました。

平坦のスプリントステージでは圧倒的な強さを見せつけており、シャンゼリゼでの最終日と、第19ステージでの勝利、マイヨ・ヴェールを期待していたのですが、残念です。

 

リタイヤ後に発表された情報によると、怪我の具合は打撲や擦り傷だけで骨などに影響は無いようですが、休息日空けから胃腸の調子が悪くなっており、超級山岳ステージだったこともあってリタイヤを決断したようです。

同じチームのジルベールも胃腸炎でリタイヤしていますので、食あたりか何かが原因かも知れません。

ただ、グランツール期間中の選手は疲労の蓄積が原因で抵抗力が低下しているため、すぐに体調が悪化してしまいます。

キッテルも山岳ステージ続きで辛そうな状況だったので、疲労が主な原因かもしれませんね。

 

というわけで、今回はマルセル・キッテルが使用しているバイクについてご紹介します。

今期最強とも言われるスプリンターはどんなバイクで勝利を積み重ねたのでしょうか?

目次

ツールドフランス2017のコラムはこちらからどうぞ!

 

マルセル・キッテルのバイクはスペシャライズドの『Venge』

 

キッテルが使用しているバイクは、スペシャライズドのエアロロードバイク、『Venge』のディスクブレーキモデルです。

コンポーネントはShimanoの電動モデル、DURA-ACE R9170Di2、ドロップハンドルの部分にもボタンを取り付け、スプリント中でも手を離さずに変速できるようにカスタムされています。

また、デザインについてもオリジナルのペイントが施されており、ベースカラーのシルバーはキッテルの愛車、ハーレーダビッドソンをイメージ。

ロゴ部分のカラフルなペイントは、欧州素粒子原子核研究所(CERN)のLHCのシミュレーション図がモチーフとなっています。

 

 

キッテルのバイクはどんな性能?

多少メカニカルな部分でキッテル向けにカスタムが施されていますが、フレームについてはデザイン以外は市販モデルと同じものとなっているようです。

特徴的なのは、前後に装着されたディスクブレーキ、昨年からロードバイクレースでもディスクブレークが使用できるようになったことから、キッテルのバイクにも搭載されるようになりました。

 

ロードバイクは今までキャリパータイプのブレーキが長く用いられてきましたが、ディスクブレーキに変更することでどのようなメリットがあるのでしょうか?

まず、大きく変わるのが制動力、ディスクブレーキは金属製のディスクを挟み込むことでブレーキをかけています。

これにより、カーボンホイールでもブレーキコントロールが容易になり、高速域でのバイクコントロールが向上すると言われています。

 

また、キャリパーブレーキはリムを挟み込むことで制動しているため、雨の日などはリムに付着した雨水や泥によって制動力が落ちてしまうのですが、ディスクブレーキの場合はパッドがあたる部分が小さいため、雨水の影響が少なく、雨の日でもブレーキの性能がほとんど変わりません。

 

 

ディスクブレーキでフレーム剛性が向上

ロードバイクでブレーキをかけると、フロントフォークに強い負荷がかかります。

これはキャリパーブレーキでもディスクブレーキでも変わらないのですが、ディスクブレーキの場合はフロントフォークにキャリパーを取り付けるため、キャリパーブレーキと違ってフロントフォークの先端部分にも力が加わってしまうのです。

 

そのため、ディスクブレーキ対応のフレームでは、フロントフォークの剛性が高められており、スプリント時の歪みが少なくなるというメリットもあります。

また、ディスクをホイールのハブに取り付けるため、ハブについても剛性が高められており、こちらもスプリント時などに良い影響を与えているようです。

 

アマチュアとしては想像もつきませんが、スプリンターはゴール前で70km/hを超えるスピードまで一気に加速していきます。

この時、剛性が足りていないとフレームが歪み、折角のパワーを上手く行かすことができません。

ディスクブレーキに変えることで制動力が安定するだけでは無く、剛性の強化でよりパワーが無駄なく地面に伝わるようになったこともキッテルの強さに繋がっているのです。

 

 

キッテルと同じバイクを購入することはできる?

 

デザインはオリジナルなので全く同じものを購入するのは難しいのですが、フレームやコンポーネント、ホイールについては市販のものが使われているので、誰でもキッテルと同じスペックのバイクを購入することができます。

 

価格はフレームセットが48万円、コンポーネントが約30万円、ハンドルがVISIONのMetron 5Dなので大体8万円。

ホイールはスペシャライズドのRovalを使用、タイヤも同じくスペシャライズドのTurbo Cotton 26cです。

サイクルロードレースでは長くチューブラータイヤが用いられてきましたが、近年ではクリンチャータイヤの発展がすさまじく、キッテルの使用するタイヤもクリンチャータイヤとなっています。

ホイールの価格は前後で約30万円、タイヤについては1本1万円程度で購入できるので、足回りだけキッテル化というのも悪くないでしょう。

 

他にもサドルやペダルなどもキッテルと同じものにすることができますが、この辺りは個人個人の好みが別れる部分ですので、好みの製品を選んだ方が良いと思います。

というわけで、120万円ぐらい用意すればキッテルとほぼ同じロードバイクを購入することができます。

 

ちなみに、ホイールやコンポーネントをグレードダウンさせたモデルも用意されており、コンポーネントがアルテグラ、ホイールはオリジナルのものになりますが、定価が50万円とやや手に入れやすい価格となっています。

 

フレームのS-WORKSロゴが無いのが難点ですが、フレーム性能自体は十分高いものとなっていますので、予算を抑えたいという方はこちらを選ぶと良いでしょう。

 

 

サイクルワークスオオタキでは、スペシャライズドの製品を取り扱っており、こちらも取り寄せ可能となっています。

興味のある方は、店舗までご連絡ください。

 
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