ツールドフランスに引き続き、ブエルタ・ア・エスパーニャでも圧倒的な強さを見せ続けているチームスカイのクリス・フルーム。

そのフルームに今のところ唯一食らいつけているバーレーンメリダのニーバリが現在使用しているマシンがこちらのスクルトゥーラTEAM-Eです。

 

 

スクルトゥーラTEAM-Eの特徴

以前ご紹介したリアクトシリーズはどちらかというと平坦やスプリント寄りのロードバイクでしたが、こちらのスクルトゥーラはヒルクライム向けのモデルとなります。

ヒルクライム向けのロードバイクというと軽量でスプリント向けモデルに比べるとやや剛性が低いというイメージがありますが、こちらのスクルトゥーラTEAM-Eは十分な剛性が維持されているため、スプリントでも十分力を発揮できるでしょう。

 

ちなみに、フレームの重量は800g、シマノのDURA-ACE Di2とフルクラムレーシングスピードがセットアップされた完成車でも約7kg弱とそのままでも十分な軽さとなっています。

完成車価格は定価で110万円、流石にMERIDAの最上位モデルですので、ロードバイクの中でも高額ではありますが、Di2一式が約40万円、フルクラムレーシングスピードが大体16~7万円ぐらいと考えると、そこまで高すぎるというわけではありません。

 

実際、フレーム単体で購入する場合の定価は約30万円と、このグレードのロードバイク用フレームとしては安価な部類。

コストパフォーマンスの良さで人気のMERIDAですが、2018年モデルでもやはり並以上のコストパフォーマンスだと言えるでしょう。

 

 

スクルトゥーラTEAM-Eの性能はどんな感じ?

価格とコンポーネント以外の点、スクルトゥーラTEAM-Eの実際の性能はどのような感じなのでしょうか?

リアクト系との大きな違いは、まずリアブレーキキャリパーの設置位置。

リアクトは空力重視でBBの後方にブレーキキャリパーを設置する設計となっていましたが、こちらは今までのロードバイクと同じくシートステーにブレーキキャリパーが設置されています。

 

空力的に考えると、この位置にブレーキキャリパーがあると不利ではありますが、実際のレースでは走行中にブレーキの調整を行うこともあり、調整の容易さを重視してこの配置になっているようです。

 

で、肝心の乗り心地についてですが、トップグレードのレーシングモデルならではの反応の良さと取り回しの良さを感じます。

平坦でも登りでも踏んだ分だけするっと加速しますし、重量が軽いのでダンシングも楽々。

私が乗っているロードバイクがやや重めなのもあって、いつもの調子でダンシングするとちょっと振りすぎてしまうぐらいでした。

 

下りについても、全体的に剛性が高く、素直な挙動のバイクですので、多少厳しい攻め方をしても不安は全くなし。

国内のアマチュアレースで下りを攻めることはほとんどありませんが、高速コーナーでも低速コーナーでも思った通りのライン取りができるので、下りが苦手だという方でも余裕を持って走ることができるでしょう。

 

平坦については、リアクトに比べると少しだけ空気の抵抗が強いように感じました。

リアクトは特に空力に特化している設計なので、おそらくはデザインの差による空力の違いが原因かもしれません。

ただ、リアクトと比べると空気抵抗を感じるだけで、エアロロードのカテゴリに近いだけの空力の良さはありました。

 

レース向けのオールラウンダーなロードバイクですので、平坦から登りまで何処でも十分な性能を発揮してくれるでしょう。

スプリントをできるだけ速くしたいという方にはちょっとだけ不満があるかもしれませんが、何処でも使えるバランスの良いレースバイクが欲しいという方には間違い無くおすすめとなっています。

 

 

当店では、現在MERIDAの2018年モデルの予約を受け付けております。

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